工場の見える化システム

多品種小ロット部品工場向け見える化システム
  • 多品種小ロット部品工場向け「生産スケジュールシステム」について

    このシステムは次の主な機能を持ちます。

    誰が、いつ、どの機械を使って、どの顧客向けの、何と言う製品を、何個作るかという予定を立てます。(スケジューリング)

    あらかじめ立てておいた予定に対して、実際作成した商品の数を入力、問題があればその内容を入力します。(実績の入力)

    製造した製品の出荷数の入力

    おおまかにはこの機能です。実際に使っているお客様がおっしゃるから間違いないこととは思いますが、業務効率化に十分な効果を発揮します。
    さまざまなことが見えてくることで現場を教育し、改善の繰り返しで生産率をアップしていくためのシステムです。
    「生産のスケジュールは各個人のあたまの中」・・・各個人のあたまの中で管理されるため、今日はだれがどれだけ忙しいのか、手が空いているのかがわかりません。

    「全員の生産スケジュールがシステム画面で確認できる」・・・いつ、誰が、どこに納めるどの製品を、どの機械を使って、何個作成するのかが把握できます。

    誰が何を製造しているのか
    繁閑に応じて人への負荷の平準化がはかれる
    設備の負荷の平準化がはかれる
    受注に対して設備能力が足りているか、不足しているか
    納期遅れはないか
    各作業員が次の予定を立てているかを把握できる
    予定製造数に対して、製造実績は間に合っているか
    作りすぎていないか


    見えているだけではダメで、見えた問題に対して改善を行っていくことが重要です。 改善をしていくための見える化です。

    ムリ:人や設備に対して過度の負荷・負担をかけること
    ムラ:人や設備に対する負荷のばらつきのこと
    ムダ:付加価値を生み出さず原価だけを高める諸要素のこと
    この3つの積み重ねが企業収益を圧迫していきます。


    その他機能としては上記以外に次のようなものがあります。
    スケジューリング作業の軽減
    EXCEL等でスケジュールを管理する場合、生産変更があった場合のスケジュール引き直しはなかなか手間のかかる作業です。
    システム化しておくことで、日付を変更するだけで、スケジュールの変更が済みます。


    実績の履歴検索
    紙で管理していると、過去の実績を探すのにも一苦労です。
    システム化していると、製造担当者、機械、製品名、図面番号、顧客名で絞込み検索し、一瞬で生産実績の履歴を把握できます。